2010年4月21日 (水)

6809

6809 は、モトローラのMPU(*1)で、私が最初に買ったコンピュータの FM-77(D2) で使われていました。77以外にもFM-8/11/7/77/77AVシリーズで広く使われていましたが、メインシステムおよびサブシステムに2つ使われていました。

アセンブラも使っていたためめちゃくちゃ思い入れのあるCPUです。

今でも、6809 でプログラムを書きたくなる衝動があります。


*1: CPUのこと


ただ、今回はサイクルコンピュータの積算距離(Odometer)が、6809kmに達したというだけです。(2010-04-21 18:54)
Dscf1535_2

この記事は、実際には 2010-04-29 に書きました。今の段階では、7,000kmを越えています。

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2009年10月10日 (土)

153.66km(鴨方(岡山県)まで)

また、自転車です。
前の姑同じ電車をに帰り使うと決めていました。
# 8:20 出発です。

今回で積算距離が 5,000km に達しました。
Dscf0985

まぁ、最終的には、5,100km にもなりましたが、…。

東広島駅(山陽新幹線), 県境, 笠岡駅
Dscf0989 Dscf0995 Dscf0999

里庄と鴨方。
Dscf1001 Dscf1004

                                                                                                                                                                                                                                       
サイクルコンピュータの記録
項目\地点出発時三原尾道福山岡山突入鴨方
時刻8:2013:0114:2615:4216:1717:40
走行時間3:45'524:14'415:01'185:22'366:18'13
走行距離93.79km106.14km127.05km136.24km153.66km
平均速度24.9km/h25.0km/h25.3km/h25.2km/h24.3km/h
走行距離(区間毎)93.79km12.35km20.91km9.19km17.42km
平均速度(区間毎)24.9km/h25.7km/h26.9km/h25.9km/h18.8km/h
積算距離4,956.3km5,050.1km5,062.4km5,083.3km5,092.5km5,109.9km

区間毎の部分は、OpenOffice.org - Calc で再計算したもの。

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2009年10月 3日 (土)

140.85km(福山・大門)

また、自転車です。
前日に帰りの電車のみ決めていました。
# 9:30 出発です。

昼は、八本松~西条間でカレーを食べました。(12:03~12:48) 
日付時刻: 2009-10-03 12:03
走行時間: 2:10'32
走行距離: 51.19km
平均速度: 23.5km/h
積算距離: 4842.6km

以下は、西条から三原に向かう際途中にある「三永の石門(東広島市西条町)」です。
Dscf0965

 

三原市に入った(本郷あたり)と尾道駅の段階での経過

サイクルコンピュータの記録
項目\地点三原市本郷町尾道駅大門駅
日付時刻:14:1315:1117:48
走行時間:3:20'084:09'395:56'59
走行距離:80.16km104.03km140.85km
平均速度:24.0km/h25.0km/h23.6km/h
積算距離:4871.6km4895.5km4932.3km

今までの東側だと尾道(尾道大橋あたり)までだったのですが、それより東は初めてです。
# 再開された、「海道てくてく旅 山陽道」(秋編)の影響です。

東尾道駅/松永

Dscf0968 Dscf0970

備後赤坂/福山

Dscf0973 Dscf0974

鞆鉄道/ボンネットバス(福山駅前)

Dscf0976

東福山/大門

Dscf0978Dscf0982

 

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2009年9月20日 (日)

しまなみ海道へ(10周年らしい)

以前(2005年11月18日)にも渡ったんですが、今回は一人ではなく弟と行きました。
ちなみにこのブログのトップイメージの左側の橋が、前回(2005年11月18日)撮影した因島大橋です。

私が電車に乗り遅れたため時間が遅くなり、115系3000番台から300番台へと車両がかなり悪くなってしまった。

今回は、前回とは色々ことなります。

まぁ、結局のところ弟がいたので荷物を減らしています。

因島大橋 (地図)
Innoshimaoohashi_2

多々羅大橋 (地図、広島側/愛媛側)
Tatara1 Tatara2

前回は、斜張橋として世界最長だったのですが、今回は変わっていた様です。

---

スケジュール的に厳しかったことと、弟の自転車がかなり速くて、坂道・逆風ではかなり引き離されました。まぁ、その関係でかなり速いペースでの移動となりました。

  • マリンオアシスはかた到達時点の記録。
    • 日付時刻: 2009-09-20 12:57
    • 走行時間[1]: 2:27'41
    • 走行距離[1]: 55.24km
    • 平均速度[1]: 22.4km/h
    • 最高速度[1]: 43.6km/h
    • 積算距離: 4554.8km
  • マリンオアシスはかたでは食事待ちの人が多かった関係で、1時間以上移動していません。

  • サイクリングロード終点到達時点の記録。
    • 日付時刻: 2009-09-20 15:07
    • 走行時間[1]: 0:59'41
    • 走行距離[1]: 21.33km
    • 平均速度[1]: 21.4km/h
    • 走行時間[2]: 3:27'22
    • 走行距離[2]: 76.58km
    • 平均速度[2]: 22.1km/h
    • 積算距離: 4576.2km
    *1: 伯方島(マリンオアシスはかた)以降 *2: 尾道→今治(サイクリングロード終点(?))
  • 前回はサイクリングロード終点までで73kmだった様です。
    距離の違いは、前回は瀬戸田町(生口島)でショートカットしたためだと思います。
    記憶は確かじゃないけど前回より1時間くらい早い時刻のような気がします。

  • この日の全行程(再計算したもの)
    (今までの記録 + サイクリングロード終点→波止浜駅、三津浜駅→松山観光港)
    • 日付時刻: 2009-09-20 17:40
    • 走行時間[1]: 1:19'50
    • 走行距離[1]: 29.10km
    • 平均速度[1]: 21.9km/h
    • 走行時間[2]: 3:47'31
    • 走行距離[2]: 84.34km
    • 平均速度[2]: 22.2km/h
    • 積算距離: 4584.0km/h
    *1: 伯方島(マリンオアシスはかた)以降
    *2: この日の記録

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2009年9月 9日 (水)

4,400.9km

タイトルは、今、使っている自転車を購入してから1年の積算距離です。
実のところ1週間あたり100km位走って、年間では5,000kmを目指していました。
# つまり、達成できていません。(まぁ、そこそこ行ったということになるかと思います)

Dscf0849_2 Dscf0943_3

となりの 4,096km は、FM-7/77シリーズユーザとして好きな数字と言うだけです。
# 残念ながら、FM77AV系は持っていませんが、…。

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2009年8月29日 (土)

角島へ

2009年08月29日に母と角島へ行きました。(青春18きっぷ使用)

山陽本線 623M(新山口まで) (奥に映っている車両)
山陽本線 3549M(新山口→幡生) 117系(手前)でした。
Dscf0856_2

幡生の乗り換えは、時間が短い(時刻表どおりなら3分だが、自転車を持って跨線橋を越えることと、下りホームの停車位置が跨線橋から遠い)ため危うかった。
Dscf0921

山陰本線 みすゞ潮彩1号 6828D(幡生→滝部)の外観とビューポイント停車の際の写真。
Dscf0864_2 Dscf0861_2

滝部~角島は、母はバス(時刻表, 交通路線図)、私は自転車でこの様に移動しました。

途中で見えた風車。
Dscf0871

滝部~角島間にある特牛駅とそこで使われた映画セット(らしい)。
Dscf0873 Dscf0875 Dscf0877_3

角島対岸からの景観/角島大橋

Dscf0881

Dscf0885_2 Dscf0886

角島灯台

Dscf0896_2 Dscf0899_2 Dscf0902_2

角島からの眺望。

Dscf0905 Dscf0914

(帰りに少し迷った際に見えた)風車, 滝部駅

Dscf0918 Dscf0919

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2009年6月27日 (土)

104.98km

2009-06-27 のです。
ここは、1年以上更新していなかったのですが、写真を多く撮ったのでこちらにも載せておきます。

東方面に自転車で走りました。
距離は、短めです。

ただ、横川駅から途中の駅を撮りながら、行ったため時間がかかった部分もあります。

以下は途中の駅とかです。

Dscf0707_3 Dscf0709_3

Dscf0710_3 Dscf0711_2

Dscf0713 Dscf0714

10:50 ごろ自宅を出発しました。

以下は、瀬野〜八本松の間と八本松駅です。
Dscf0717 Dscf0718

途中の西条で昼食をとった段階では、

Time: 3:17'49
Dst: 61.80km
Av: 18.7km/h
Odo: 3667.6km

以下はその後(西条以東)の駅。

まず、西高屋白市

Dscf0721 Dscf0722_2

入野河内

Dscf0727_2 Dscf0731_3

河内本郷間の空港大橋です。

Dscf0735_2 Dscf0742

本郷三原です。

Dscf0743 Dscf0744

---

最終的には、三原の時点での記録は、

Time: 5:25'22
Dst: 104.98km
Av: 19.3km/h
Odo: 3710.7km

---

帰りは、三原 18:53 発の 377M を利用しました。
乗った車両は、クハ115-3020でした。

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2008年1月 8日 (火)

raid & initrd

年末から年始に書けて(だけではないが… (*1))、主に RAID-1 設定を行うことを最終目的として initrd 関係を調べていた。

まだ、最善の解決策は見つけられていないのだけど、ある程度分かったことをまとめておく。


◆1 mkinitrd


gentoo に採用されているものをベースにコンパイルする方針んでした。
gentoo のパッチは、機能的な部分とは関係ないようなので、特に当てる必要は無いようだった。

ただそれだけでは、/sbin/mkinitrd が動作しなかった。
しかしこの問題はごく単純なところの問題でした。
/sbin/mkinitrd は、実はシェルスクリプトであり、何と awk (gawk) の場所が Plamo のものとは異なると言うことのが原因であり、しかも awk の呼び出し方が(フルパスだったり gawk だったり awk 立ったりと)バラバラで統一されていないと言う状態で、フルパスのものが引っかかっていたと言う単純な問題だったので AWK でシェル変数を定義して実際のパスを格納してから呼び出し方を統一することで動作した。


◆2 initrd の中身と Fedora core 6 / Debian GNU/Linux 4.0r1


それで出来た initrd 中身を
http://blog.miraclelinux.com/uraura/2006/06/initrd_b3c8.html
の様にしてバラしてみて中身を見てみたのだけど思った以上に単純で(たぶん、mkinitrd が正しく作れていないだろうから)操作しないだろうと判断して、ちょっと棚上げしていました。
# Debian GNU/Linux (serge) のものを見ていたので…そちらはもっと複雑だった。

ためしに Debian をいれてそちら initrd を確認してみましたが、やはり複雑だったが構造的に作成した mkinitrd から作ったものとはまったく異なることになる様だった。
結果として Debian のものを参考に作成したパッケージの mkinitrd の「デキ」を判断することは、困難と分かったので、Fedora のインストールして比較することを考えました。

なお、mkinitrd のバージョン的には、Fedora Core 4 が一番近いのだか、バージョン以前にカーネルとかのバランスが悪くなると思われるので、もう少し新しい方が望ましいと思えた。
結構前のものなので手元にあった一番新しい Ferdora Core 6 (*2,*3)を試しました。

Ferdora Core 6 のインストールは、基本パーティションのみになるようなので既にパーティションを設定済みだったので一時はあきらめかけたが、シリアルATAの追加したハードディスクは未使用の基本パーティションが空いていたのでそちらにインストールした。
---
その後、fdisk -lu でセクタ単位容量を確認して同じ容量で確保した拡張パーティションに fedora の物をまとめて移動しましたが…。


話はそれましたが Fedora の initrd は、作成したパッケージの mkinitrd で作ったものとあまり変わりないようで、パッケージとしては問題ないのかもと思えるようになりました。


initrd の中身を検証しながら見て行くには、以下の URL を参考にしてください。


http://blog.miraclelinux.com/uraura/2006/06/initrd_b3c8.html


以前の Linux/TOWNS の initrd は、Slackware のもので minix や Plamo/TOWNS では ext2 をループバックデバイスで使っていたので、形式は色々あるかと思います。

最近のものは、cpio と gzip を併用しているようで、以下のようにして initrd 作成して中身を確認できるかと思います。

# mkinitrd --with=raid1 --with=md-mod -f /boot/initrd-2.6.23.9-plamoSMP 2.6.23.9-plamoSMP
# mkdir initrd-2.6.23.9-plamoSMP.new
# gzip -cd /boot/initrd-2.6.23.9-plamoSMP | ( cd initrd-2.6.23.9-plamoSMP.new ; cpio -c -i )
1984 blocks

◆3 mkinitrd で作られた (Fedora系の) initrd が単純な訳


initrd の中の /bin などが単純なのは、どうやら nash に sh の機能の他に mount/umount などのシステムコマンドを組込みコマンドとして実装しているようで、そのため /bin, /sbin の代わりになるようです。

つまり、initrd を展開して得られるファイルの中で init の中身にあるシステムコマンドは、nash の組込みコマンドのようでした。

raid1 の設定する前と設定をした後に作成した initrd では、raid を構成するコマンドが追加されることが分かります。
以下は、raid 関係が組み込まれていないものと組み込まれている initrd の起動スクリプトと差です。

root@athlon:/home/digit# diff -u {initrd-2.6.23.9-plamoSMP.dir,initrd-2.6.23.9-plamoSMP.new}/init
--- initrd-2.6.23.9-plamoSMP.dir/init   2007-12-25 18:11:31.000000000 +0900
+++ initrd-2.6.23.9-plamoSMP.new/init   2008-01-06 23:34:26.000000000 +0900
@@ -5,6 +5,14 @@
echo Mounted /proc filesystem
echo Mounting sysfs
mount -t sysfs none /sys
+echo "Loading md-mod.ko module"
+insmod /lib/md-mod.ko
+echo "Loading raid1.ko module"
+insmod /lib/raid1.ko
+raidautorun /dev/md0
+raidautorun /dev/md1
+raidautorun /dev/md2
+raidautorun /dev/md3
echo Creating block devices
mkdevices /dev
echo Creating root device

RAID モジュールの組み込みと raidautorun が追加されています。

なお、この initrd を使用して起動するとモジュールの組み込みは行われるものの /dev/md0〜md3 までは使用できる状態ではありませんでした。

なお、ソフトウェアレイドの /dev/md* の状態を確認するには、/proc/mdstat で調べることが出来ます。

構成されていないとき。

$ cat /proc/mdstat 
Personalities : [raid1]
unused devices: <none&bt;

ソフトウェアRAIDが、RAID1で片肺で構成されている不完全なとき。

$ cat /proc/mdstat 
Personalities : [raid1]
md1 : active raid1 sda2[1]
      15631168 blocks [2/1] [_U]
      
md2 : active raid1 sda3[1]
      31254336 blocks [2/1] [_U]
      
md3 : active raid1 sda5[1]
      3911680 blocks [2/1] [_U]
      
md0 : active raid1 sda1[1]
      987840 blocks [2/1] [_U]
      
unused devices: <none&bt;

◆4 raid1 をモジュール化するときとカーネルに組み込むときの差


上記のように raid をモジュール化して構成する場合、(特に現在の Plamo の場合は、かなり面倒な)課題がついて来ることになるかと思いますが、raid1 の機能をカーネルに直接組み込むと実はあっさり使えるようになります。

このことは実は最初の時点で確認していたのですが、「モジュールにするとインストーラなどで(raid1 or raid5 などの)構成を調整しやすい」のでいいのではないかと思ってモジュール化して initrd 起動を試していました。でも、Debian では結構作りこんで対応しているようなので Fedora のものを調べ様としたことになります。

話は少し戻りまして先ほどの「initrd では、RAID(/dev/md*)が再構成されない」ことの調査です。

まず、nash で raidautorun の動作を確認します。(Red Hat と表示されていますが、Plamo Linux で確認しています。)

RAID1 が再構成されない raid1 をモジュール化されている 2.6.23.9 カーネルを使用した場合

# echo 'raidautorun /dev/md0' | nash
(running in test mode).
Red Hat nash version 4.2.0.3 starting
raidautorun: RAID_AUTORUN failed: 19

RAID1 が自動的に再構成された raid1 を直接組み込んだ 2.6.23.9 カーネルを使用した場合

# echo 'raidautorun /dev/md0' | nash
(running in test mode).
Red Hat nash version 4.2.0.3 starting

上記のようにモジュール化した場合のみエラーを返します。
理由ですが nash のソースには、ioctl(fd, RAID_AUTORUN, 0) を呼び出しているのみです。

と言うことは、ioctl() で RAID_AUTORUN を処理しているカーネル側のコードを見る必要があるので、探してみると以下のようになっています。

$ find /usr/src/linux-2.6.23.9 -type f -print | xargs grep -n 'RAID_AUTORUN'
《中略》
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4397-           case PRINT_RAID_DEBUG:
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4398-                   err = 0;
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4399-                   md_print_devices();
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4400-                   goto done;
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4401-
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4402-#ifndef MODULE
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c:4403:           case RAID_AUTORUN:
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4404-                   err = 0;
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4405-                   autostart_arrays(arg);
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4406-                   goto done;
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4407-#endif
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4408-           default:;
/usr/src/linux-2.6.23.9/drivers/md/md.c-4409-   }

どうやら、一般的にはモジュール化されたときは、RAID_AUTORUN の ioctl() は無効化されているようです。
# Debian GNU/Linux 環境でも同様です。

Fedora Core 6 の環境は、raid1 をモジュール化しても raidautorun が機能するようです。

[root@athlon digit]# /sbin/lsmod | grep raid
raid1                  27073  4
[root@athlon digit]# echo 'raidautorun /dev/md0' | /mnt/sbin/nash
(running in test mode).
Red Hat nash version 4.2.0.3 starting

と言うことは、Fedora Core ではモジュール化しても RAID_AUTORUN の ioctl() が有効となるようになっていると思われます。


*1 実際のところ、2007年04月14日ぐらいからなのでかなり前から…。
*2 最新の Fedora 8 より比較しやすそうに思えたので…。
*3 実は、DVD のイメージをダウンロードして書き込みが可能なマシンと空き容量が無かった。

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2007年12月22日 (土)

IPv6 #2

その後の続きで ping6 などの件ですが、

(4) ping6, traceroute6 を含んだ iputils-s20071127 のパッケージを作成。

なんですが、もっと詳しく書きますと

  • Plamo-4.02 のときは、usagi-tools を利用した。
  • gentoo の portage の情報から配布元のサイト(http://www.skbuff.net/iputils/)を探した。メンテナーが USAGI/WIDE Project の方だった。(納得&安心だな…)
  • gentoo の portage の情報で得られたものより、新しいバージョンがリリースされていた。
  • サイトにはパッケージが正しいか評価するためのハッシュ値とか署名は無かったので、gentoo で得られる前のバージョンのソースtarballのハッシュ値を確認し、そのバージョンとの差分を眺めた。(もちろん問題なさそうだったが…)
  • configure などがなく直接 Makefile が用意されていた。
  • Makefile には、install ターゲットが用意されておらず、make install 出来ないことが分かった。
  • インストール先については、spec ファイルでパッケージ化と言う方針と言うことらしい。(ただ Plamo 的なファイル配置とは差がある。)

てな感じでしたが、Gentoo のパッチは適用しなくても、そのままコンパイルできるようでコンパイル自体は全然難しくはありませんでした。

それで試しに作ったビルドスクリプト(PlamoBuild-iputils.sh)です。

なお、これで作ったものはパッケージは既存のファイルを上書きするものがあります。リネームしてとっておく場合は先日の方法をなどを参考にしてください。

では、その中の ping6 のテスト結果を示します。
(LMSで結果を示すっていたような気がするので…)

# ping6 -c 3 fe80::www:xxxx:yyyy:zzzz%eth1
PING fe80::www:xxxx:yyyy:zzzz%eth1(fe80::www:xxxx:yyyy:zzzz) 56 data bytes
64 bytes from fe80::www:xxxx:yyyy:zzzz: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.195 ms
64 bytes from fe80::www:xxxx:yyyy:zzzz: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.205 ms
64 bytes from fe80::www:xxxx:yyyy:zzzz: icmp_seq=3 ttl=64 time=0.206 ms

--- fe80::www:xxxx:yyyy:zzzz%eth1 ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 1998ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.195/0.202/0.206/0.005 ms

ping6 のアドレスが、リンクローカルのIPv6のアドレスなので '%' と使用するインターフェース名を記述する必要があります。

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2007年12月19日 (水)

IPv6

CSI ネットワークマスター 虎の穴 市民公開講座〜携帯とネットワークの美味しい関係〜」で聞いた話ですが、CSI では「IPv6 Rally!」(http://www.supercsi.jp/ipv6rally/about.html) って言うのをやっていて CSI 提供の経路を OpenVPN 経由で IPv6 接続できるようにして IPv6 のサイトを探すと言う企画をやっているそうで、それなら Linux でも出来るのではと思って、自宅の環境を見直していました。

ちなみに、会場でもらった情報では Linux でも問題なさそうに思うのですが、「IPv6 Rally!」サイトでは、WindowsXP って条件がついているようなのが気になりますが、どちらにせよ家の環境を見直すべき時期なので調整を行っております。

…で、とりあえず現在までの状況をまとめます。

(1) OpenVPN の ビルドスクリプト(PlamoBuild-openvpn.sh.sh) を作成
(2) Linux カーネル 2.6.23.9 で IPv6 関係を有効化してコンパイルする。(ip6table関係も)
(3) ipv6 を有効にした net-tools-1.60 を作成する。

Plamo-4.21 の tcpip パッケージの net-tools-1.60 は ipv6 が無効のようなので gentoo のものを参考にして ipv6 を有効にした net-tools-1.60 を作成するビルドスクリプト(PlamoBuild-net-tools.sh) を作りました。
これからパッケージを作成します。
# ifconfig などの昔からのツールでも IPv6 を有効にして使いたいので…。
# なお、以前の Plamo-4.02 のときは usagi-tool ベースの net-tools-1.60 を使っていました。

元の実行ファイルを別名にして残しておく場合は、以下のようにして上書きする実行ファイルを調べて名前を置き換えるといいと思います。

# tar tzf net-tools-1.60-i386-P1.tgz | while read target ; do 
if [ -x "/${target}" -a ! -d "/${target}" ] ; then mv "/${target}" "/${target}.ipv4" ; fi ; done

実際の動作結果は、以下のようになります。当り前ですが、ipv6アドレスが表示されるだけです。

# 物理アドレスやIPアドレスの一部は、ダミーの文字列になっています。

root@athlon:/home/digit/packages-merge/net-tools# ifconfig
eth1      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:vv:ww:xx:yy:zz 
          inet addr:192.168.xxx.yyy  Bcast:192.168.xxx.255  Mask:255.255.255.0
          inet6 addr: fe80::www:xxxx:yyyy:zzzz/64 Scope:Link
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:11138 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:9727 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:1000
          RX bytes:1240128 (1.1 Mb)  TX bytes:1436574 (1.3 Mb)
          Interrupt:19 Base address:0x6000

eth2      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:vv:tt:ss:rr:qq 
          inet addr:192.168.xx.yyy  Bcast:192.168.xx.255  Mask:255.255.255.0
          inet6 addr: fe80::www:vvvv:tttt:ssss/64 Scope:Link
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:0 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:13 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:1000
          RX bytes:0 (0.0 b)  TX bytes:1590 (1.5 Kb)
          Interrupt:20 Base address:0xd400

lo        Link encap:Local Loopback 
          inet addr:127.0.0.1  Mask:255.0.0.0
          inet6 addr: ::1/128 Scope:Host
          UP LOOPBACK RUNNING  MTU:16436  Metric:1
          RX packets:4584 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:4584 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:0
          RX bytes:732144 (714.9 Kb)  TX bytes:732144 (714.9 Kb)

その後は、ping6 とか traceroute6 とかも準備するつもり。

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